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にゃんとむはいぶすとーりーず (にゃんとむはいぶ へ ようこそ)

2011–02–10 (Thu) 20:59
インフルエンザで会社を休んでいる間に、新作をUPし続けております不謹慎な私です。><

このタイトルですので、ギャグ満載かとお思いでしょうが、
内容は、至って本気で真面目に書いております。
ただし、アナザーワールドもので、パロディーではあるので、
苦手な方は、ご容赦下さいますようお願い申し上げます。

当家では珍しく、坊ちゃんとセバスチャンのほんわかとしたシーンがございます。^^
坊ちゃんと猫をこよなく愛するセバスチャンに捧げます。

それでは、いってらっしゃいませ。



にゃんとむはいぶストーリーズ ぱーと1
(にゃんとむはいぶ へ ようこそ)

門を潜ってから、もう随分と進んだ筈なのに、その屋敷はなかなか見えてこない。
噂に違わぬ広大な敷地を有している。
馬車の中、私の前に座り、少々うるさく感じるおしゃべりな少女。
侯爵家のご令嬢というのに、なんとも無邪気で無防備で、
事がこちらの思惑通りにするすると運ぶので、拍子抜けしてしまった。

「お姉さま、見えてきたわ。あれがシエルのお家よ。」
よく手入れされた広々とした庭の向こうに、
歴史を感じさせる重厚な石造りの屋敷が見えた。

馬車が階段の前に横付けにされる。
艶やかな黒髪を揺らしながら近付いて来た長身の執事が、ドアを開けた。
「お久しぶりでございます、エリザベス様。」
「元気だった?セバスチャン。」
執事に声を掛け、馬車を降りた途端に少女は走り出し、
彼女より確実に一回り、いや二回りは小柄な少年に飛びついていった。
「シーエールー!」
彼は精一杯に踏ん張って迎えたものの、体格さに加え、
あまりの勢いに、気の毒にもふらついていた。
隻眼の眼帯をを気にしてか、頬の辺りまで伸ばした前髪を垂らし、
何処までも透き通ったCIEL BLUEの大きな瞳の少年。
くるりとカールした長い睫、陶器のように滑らかで白い頬、濡れたような薔薇色の唇。
彼に巻きついている少女よりも、さらに愛らしい。
あの少年が、この伯爵家の現当主。

「ようこそお越し下さいました。お嬢様。」
では、手を差し出しているこの執事が、セバスチャン・ミカエリス。
赤みの強い紅茶の色の瞳、完璧な笑みの形を作る薄い唇。
英国中の執事で随一と言われ、欠ける所の無い有能さと優雅さを誇る。
だが、どこか人間離れしたものを漂わせているのは気のせいだろうか。
この男には充分に気をつけるようにと、組織から言われている。
「さあ、どうぞ。」
誘われ、馬車を降りて玄関へと向かう。

名門の中でも名門と言われる貴族の邸だ。
潜入の為に、幾らかの知識は詰め込んだものの、
そんな付け焼刃で凌げるものか不安を覚えずにはいられない。
だが、引き受けた以上は遣り遂げなければ。
不安を押し隠し、貴婦人らしく緩やかな歩調で階段を上って、
磨きこまれた重そうなドアが開かれるのを待った。

軋む音を立てるかと思われた重厚なドアは、以外にも静かに開いた。
広いエントランス、中央階段の両脇には奥へと通じる廊下、
踊り場から左右に分かれる階段を上れば、両側にそれぞれ長い廊下が続き、
一階、二階の廊下伝いに幾つものドアが見える。
この屋敷のどこかに、それはきっと隠されている。
私は、速やかにその存在を確認し、捕獲しなければならない。
時間は、今から晩餐が終わるまで。チャンスは、これ一度きり。
私自身は組織の人間ではないのだけれど、
プロとして、依頼された仕事は間違いなくこなしてきた。
大丈夫、今回もやり遂げられる。
自分を励ましながら、案内されるままに、奥へと進んで行った。



歩き慣れない毛足の深いカーペットを踏んで、
長身の執事の洗練された後姿に連れられて行く。
まず最初に通されたのは図書室。
広い壁を天井まで埋め尽くす書架に、膨大な量の蔵書が置かれている。
それでも、コレクションの全てではなく、
現当主の好みに合わせて、歴代当主の蔵書から選ばれた物と、
現当主がコレクションした物で気に入っている物だけなのだという。
感嘆の言葉を上げながらも、私の目は辺りにくまなく注意を飛ばす。
図書室のソファーの陰で、それかと思われる目撃情報があるのだ。
それとなく、ソファーに近付いて行き、観察する。
ああ、やはり・・・。
上質なゴブラン織りの生地に、それを見つけて、素早く回収した。
多分、執事には気づかれていない。
何しろ、彼は私に背中を向けているのだから。

次に案内されたのは、遊戯室。
ここでも、それは目撃されている。
見るからに胡散臭く、得体の知れない、
中国の貿易会社の支店長とその義妹に紹介された。
やはり、怪しげな人脈があるようだ。
手入れの行き届いたビリヤード台の上に、それを見つけた。
それとなく、撫でる振りを装って回収する。

その後案内された広間などでも、幾つかのものを見つけて回収出来た。
物証は手に入れた。
後は、実際に私がこの目で確認をしなければ・・・。

私は、電話をお借りしたいと申し出た。
組織に途中経過を報告しておくためだ。
幾らかの確証をこの手に持ったまま、私に予期せぬ事があっては、
折角の成果が台無しになってしまう。
怪しまれていない今の内に、連絡をしておかなければと思ったのだ。
私からの報告に組織は喜び、引き続き、
出来るだけ無傷での現物確保を目指すよう支持してきた。
もとよりそのつもりでの潜入なのだ、
きっと遂行すると確約して、電話を切った。

一階の廊下から、地下へ通じる階段を見つけて下りてみた。
隠したいものは、人目に付きにくい所に隠すのが常だから。
こんな明るい色のドレスなど着ていては、見つからないようにするにも限度がある。
耳を澄まし、辺りの気配を慎重に窺う。
石の廊下に、微かに人の声が響いてきた。
足音を忍ばせ、ドアを開け放たれた部屋まで来ると、中に数人がいるようだ。
姿が見えたのは、シェフと家女中。
会話を聞こうと近付く。
「お嬢様、どうなさいました?」
真後ろから声をかけられて、心臓が跳ね上がった。
振り返ると、あの執事がにこやかな顔で立っている。
思わぬ事態に、言葉が出て来ない。
「危ない!」
執事が叫ぶのと爆音が聞こえるのがほぼ同時だったように思う。
私は執事に庇われ事無きを得たが、ドアの内は大変なことになったらしい。
シェフ達を叱る執事越しに中を窺えば、そこは厨房だった。
電話室から控えの間への帰り道に迷ったのだと誤魔化し、
何とかその場を取り繕う事が出来た。
しかし、厨房で爆発騒ぎとは一体どういうことなのか?
執事と使用人の会話から推察して、よくあることのようだし・・・。
尋常でないのだけは、確かだと思う。

よく晴れて、薔薇も見頃なのでと、庭で午後のお茶を供される事になった。
青々とした芝に、真っ白なテーブルセットが据え付けられ、
白に映える花々が生けられた花瓶が置かれている。
確かに美しいが、私の様な者は気後れを禁じえない。
柔らかく微笑んで賞賛しながら、内心はうんざりしていた。
席に着いたのは、この屋敷の当主である少年、
彼の婚約者であるおしゃべりな少女、
得体の知れない貿易会社支店長と義妹。
一番胡散臭いのは自分かと、こっそり笑う。
執事が、スイーツや紅茶のセットを次々と運んでくる。
少女が言うには、このとりどりのスイーツは、執事が作るのだそうだ。
しかも、どこの菓子職人にも引けを取らないという。
執事の仕事と言うのは、そんなに範囲の広いものなのだろうか。
それとも、この執事の守備範囲が広いだけなのか。
よくは分からないが、大した働き者ではある。
本日のスイーツや紅茶、ティーセットの説明も淀みが無い。
私に提供されたティーセットは、何の嫌がらせか、年代物の由緒あるものだった。
お陰で、緊張してカップを倒してしまったではないか。
謝罪を述べるより早く、執事が零した紅茶の始末をしに来た。
「ああ、ドレスが濡れていまいまいしたね。」
執事の言葉を聞き、当主が、亡き母親のドレスでよければ着替えるようにと薦めてくれる。
他にどうしようもないので、薦めに従わせてもらった。

借りたドレスは、控えの間に置かれていた先代当主夫妻の写真で、
現当主によく似た夫人が、美しく着こなしていた物だった。
ほっそりとした面立ちの、大きな瞳の印象的な、優しげな女性。
私がこの人のドレスを着るなんて、おこがまし過ぎるのだけれど・・・。

夜会が始まり、食事やダンスで広間が充分にざわついた頃を見計らい、
私は、ひっそりと見つからないように部屋を抜け出した。

目指したのは、当主の執務室。
当主以外のものが簡単には入れないからこそ、
ここに、それが隠されている可能性が大きいのだ。
昼間、あのおしゃべりな少女から場所を聞きだしておいたので、
特に迷う事も無くスムーズに辿り着けた。
探し物には時間が掛かるもの、時間が短縮できるのは実に有り難いのだが、
ああいうタイプの人間が側にいるのは、彼には少々危険すぎるなどと、
いらぬ老婆心を抱いてしまったのは、このドレスの所為だろうか。

薄く開いていたドアから、執務室へと忍び込む。
この部屋も、広い。
設えられた家具は、伯爵家当主の部屋に相応しく、
どれもみなシンプルでありながら重厚さを漂わせるものばかりだ。
部屋の手前に置かれた応接セットには、その姿は無かった。
奥に進み、窓際の執務机に近付く。
回り込んで、ビロードの張られた座り心地の良さそうな大きな椅子を見た。
ああ、やはり・・・!

滅多に夜会を開く事のないこの屋敷に招かれたものの中に、
時折、その世にも珍しい生き物を、一瞬だが認めた者があった。
目撃情報はこうだ。
あるものは、小さな足先を見た。
「毛色はよく覚えていないのですが、キュッと出た爪が、
あなた、なんとも可愛らしい桜色をしているではありませんか。」
あるものは、目を見た気がするという。
「見たことの無いオッドアイでしたよ。左目は、澄みきった空の青、
右目は、ありえない事にアメジスト色だったのですよ!」
そして、走り去る後姿をみたもの。
「間違いありません。確かに、ミッドナイトブルーでした。顎から胸にかけてはパールホワイト。
そんな毛色を見間違えたりするものですか。」
また、あるものは言った。
「小さな顔に大きな瞳、ほっそりと長くしなやかな四肢、すらりとした尻尾、
確実に、まだ英国で見かけた事の無い種類です。」
その証言の通りの生き物が、今、目の前にいる!
執務椅子の上、その細い脚を気持ち良さそうに投げ出して、
微かな寝息を立てて眠り込んでいるのだ。
多分、まだ大人になっていないが、それほど赤子でもあるまいと思われる。
なんという高貴さ、なんという麗しさ、なんという愛らしさ。
全ての賞賛は、この生き物の為にあるに違いあるまい。
私は、その生き物を確保するために、隠し持ってきた布袋を手にした。

「お嬢様、坊ちゃんの眠りを妨げないで頂けますか?」
咄嗟に振り返ると、広間で客をもてなしていた筈の執事の姿があった。
何の事かと素知らぬ顔を決め込み、出口に近付くように距離を取る。
執事は、音も立てずにそっと執務椅子に近寄った。
すると、気配に気付いたのか、小さな声が聞こえた。
「ニャーン。」
高めの甘い声が、耳をとろかせる。
「坊ちゃん。」
こちらは、対照的な低めの甘い声。まるで、恋人に囁き掛けるようだ。
心なしか、その横顔も、恋人の寝顔に見惚れている男のように見える。
大事そうに掬い上げられ、執事の胸に抱かれると、
まだ眠たげに眼を閉じたままながらも、甘える仕草で首元に摺り寄り、
薄い舌で執事の首をペロペロと舐めた。
「坊ちゃん、くすぐったいですよ。」
クスクスと執事が笑う。
白絹の手袋をした長い指が、小さな頭を愛しげに撫でると、
耳を倒し、うっとりしたような顔で、桜色の爪を出して執事のシャツに食い込ませた。
「おやおや、いけない方ですね。シャツに穴が開いてしまうでしょう?」
そう言って爪を外すと、細い前脚を口元に持っていき、
ベビーピンクの肉球に、薄い唇がキスをした。
何だろう、何故か居た堪れない気がする。
居てはいけない状況に立ち会っている気がするのは何故だろう。
しかし、私は仕事の為に来ているのだと気を取り直した。

「執事さん、その子に随分懐かれているようだけれど、
何処から連れていらしたのか教えて頂こうかしら?
答えによっては、色々と面倒な事になるかも知れないんだけど。」
私は、手に納まる極小振りの麻酔銃を見えないように用意した。
「何処かから連れて来た訳ではないのですが。」
にこやかな顔で執事は言った。
「その子が、英国で確認されている種類でないのは確認済みよ。
しかも、そんな毛色は今まで発見されたことがないの。
さあ、しらばっくれないで正直に話してもらえないかしら?」
「困りましたね。私は嘘は申し上げておりませんよ。」
優しく喉を撫でる手を止めずに、楽しむような言い方をする。
「この方は、このお屋敷の現当主、シエル・ファントムハイブ伯爵です。
まあ、このお姿では、お信じになれなくても仕方がありませんが。」
何を言っているのか、正直、理解が出来ずにいた。
執事の胸に抱かれ、気持ち良さそうに丸くなっている猫が、
少女と見紛う、いえ、少女より愛らしいあの少年伯爵だなんて。
「英国随一の執事ともあろう人が、もっとまともな話を作れないの?」
ふふんと鼻で嗤う。
「まあ、そんな事は私には関係ないわ。私は、その子を渡して欲しいだけ。
素直に渡して貰えなければ、無理にでも連れて行くことになるだけよ。」
麻酔銃を構えてみせる。
「そんな無粋な物は、お見せにならない方がよろしいですよ。」
執事は、何の余裕か笑顔を絶やさないままだ。
「悪いけど、これは玩具じゃないし、私も素人じゃないの。」
狙いを執事に定め、引き金を引こうとしたほんの一瞬、
私の手ごと、銃は執事の大きな手に包まれてしまっていた。
彼と私の間は2m以上在った。人間の動きで、そんな事が・・・?
「お嬢様、坊ちゃんの眠りを妨げないで下さいとお願いした筈ですが?」
至近距離で見るその顔は、整いすぎて恐ろしい。
「セバスチャン?」
執事の顔を見ていたのは、そんなに長い時間ではなかったのに、
抱かれていた猫は掻き消えて、少年伯爵がその腕に居た。
肩に頭を凭せ掛け、眠い目をうっすらと開けて。
「坊ちゃん、もう少しお休みになられていても大丈夫ですからね。
皆様をお見送りする時間までには、必ず、お起こししに参りますので。」
その甘い笑みも、言い聞かせる声も、主に対するものとはとても思えない。
「そうか、それなら後10分だけ。ちゃんと起こせよ。」
夢見るように長い睫を閉じていく。
「イエス、マイ・ロード。」
少年は眠り、そこには・・・・・猫が・・・。
「お分かりいただけましたか?お嬢様。」
私は、ただ硬直するしかなかった。
「ファントムハイブ家は代々、当主を継ぐと、猫に変身出来る能力を得るのです。
ただ、坊ちゃんはまだ幼くていらっしゃいますので、
ご自分の思い通りにはコントロールが効かないのですよ。
眠くなると理性が働きにくくなり、このように猫の姿になってしまわれます。」
信じがたい、受け入れがたい事も、我が眼で見ては疑えない。
「・・みんなが知っているの?」
あのおしゃべりな彼女は、知っている?
「いえ、ごく内輪の、このお屋敷の者しか。
坊ちゃんがもう少し大人におなりになれば、コントロールがお出来になりますので、
それまで内密に出来れば、永遠の秘密になりますから。」
含む所のある言い方をした。
「彼に、触らせてもらっても構わないかしら?」
拒まれるかと思ったが、執事は少し考えた後、クスリと笑って了解の言葉を伝えた。
「少しだけ、そうっとですよ。」
執事は、私が彼に触れやすいように、彼が頭を凭せ掛けている側の肩を、
私の方に、ゆっくりと向けてくれた。
子供の体温だ。極上の絹糸のような手触り。
「執事さんの居ない所で眠くなっちゃ駄目よ。」
名残を惜しみながら、彼から手を離した。
「これは、お返しするわね。」
胸元に忍ばせたチーフを取り出して、執事のポケットにしまった。
「ソファーに付いていた爪の薄皮と、ビリヤード台に付いていた皮毛ですね。」
私は目を見開いた。
「あなた、何者なの?」
「それは、ご存じないほうがよろしいかと。」
意味深な笑みが気になるけれど、深追いは危険。
「お嬢様は、どうなさるのですか?お電話でご報告もしていらいたようですし。」
全く、何でもお見通しらしい。
「厭な事を聞かないで頂戴。まあ、どうにでもなるわよ。動物愛護団体の人間が、
まさか人間を殺したりはしないでしょうし。」
私は、動物愛護団体のある組織から雇われたのだ。
依頼は、不正に入手された疑いのある新種の猫の捜索、
及び、その発見時には、速やかに救出する事。
けれど、今回は新種の猫ではなかったのだから、私の手落ちではない。
事情説明には、かなり難儀をしそうなのだが。
何より、あんな甘い様子の彼等を引き離したりしたら、馬に蹴られて死んでしまう。
その前に、執事がただでは置きそうにないと思うし。
私は、何だか晴れやかな気分だった。
「お母さんのドレスを借りたからかしらね、彼の味方な感じなの。
レディ・エリザベスには、上手く取り繕っておいて頂けると助かるわ。
私は、これで失礼させてもらうことにするから。」
言いながら、邪魔になる髪飾りを引き抜き、結い上げた髪を下ろす。
「ドレスは、いずれキチンとお返しするわ。」
貴婦人の歩き方は捨てて、自分の歩調ですたすたと歩き出す。
「おや。」
揶揄するような執事の声に、満面の笑顔で振り返る。
「はすっぱで申し訳ないわね。粋でいなせなニューヨーク育ちなのよ。」
執事はくすっと笑って、軽くうなずいた。
「お嬢様、お名前をお聞きしても?」
少し驚いた。二度と会う事などないのに、名前を聞くなんて。
「そうね、英国にいる私を探すのには使えないけど、
グレイス・ビイで覚えておいて。
どうぞ、シエルとお幸せにね。幸運を祈ってるわ。」
私は、執務室の大きな窓を開け、芝生の敷き詰められた庭へと飛んだ。



end



※※※  ※※※  ※※※

あとがき

イメージボードにUPしている猫が、作中の坊ちゃんです。
坊ちゃんと猫をこよなく愛するセバスチャンに、という意味がお分かり頂けましたでしょうか?
人間坊ちゃんとのほんわかなお話は、いずれまた書いてみたいと思っております。
                                 たままはなま

注) CIEL BLUE フランス語で、空色だそうです。
  ちなみに、BLUE CIELだと水色なのだそうですよ。
  並び順が違うだけで、天のものと地のものに分かれるんですね。


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たままはなま

Author:たままはなま
生息地域 日本で唯一、神無月の無い県
誕生日  5月24日(双子座)
血液型  AB型
行動の指針 後悔は少ない方がいい。やらずに後悔する位なら、今やって失敗した方がいい。「このままで、明日、命を落としても後悔しないか?」これが、最終判断の基準です。
黒執事キャラ占いで、47%がセバスチャン、タナカが33%、劉が10数%、葬儀屋が8%、アバーラインが数%、坊ちゃんが1%で出来ていると出た人。
歯医者の待ち時間や、通勤の運転中にも、次回の執筆のネタを考えている創作好き。
こんな管理人でございますが、どうぞ宜しくお願い申し上げます<(_)>

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